歌謡詞

目次

愁章紅葉

晩秋の蝶

さようなら〜そしてありがとう

くちなし哀歌  

ほくろになれるなら

愛は陽炎のように漂いながら

愛恋歌(あいれんか)

夫婦の旅路

遠い思い出

潮風の小径を辿って

イエスタディー(〜ジョンレノンを偲んで〜)

イエスタディー(〜おんなの未練より〜)

愛があれば

伊根湾巡り

雨降る夜は

笛吹川

愛は美しく切なくて

本当の愛がほしい

吉野川哀歌

おんなの旅路

片恋慕情

出会い

かっこ悪くてもいい

恋かしら

ジェラシー

六月の雨

醒ヶ井(さめがい)慕情

別れのワルツ

ごめんね分かって下さい

山茶花

唯あなたが愛しくて…(八日目の蝉より〜)

コスモスの咲く頃

わたしの中のあなた

カラオケオヤジのテーマソング

カラオケ歌姫のテーマソング

 

愁章紅葉

1 

朝日輝く 光の中で

命が芽吹く 花のつぼみは 

いつか大きく 花開くとき 

ただ美しく ただ可愛くて 

そのときあなたに 出会ったわたし 

2 

眩しい陽ざし いっぱいに受け  

しあわせ色に 包まれながら 

雲や小鳥の 化身のように  

ただ嬉しくて ただ楽しくて 

そのときあなたを 愛したわたし 

3 

季節が巡り 冬の訪れ 

知らぬ紅葉 赤く色づき 

ひらりひらりと 舞い散るように 

ただ淋しくて ただ悲しくて 

そのときあなたに 別れを告げた  

 

晩秋の蝶

 

1、

暗闇に 季節忘れた 蝶が舞う 

暖かな 春など消えて 何もない 

花を求めて 彷徨(さまよい)歩く  

あなたは いずこに消えたやら 

わたし残して 帰らない 

飛べない蝶は 今日もまた  

 

秋風に 季節逆らい 蝶が飛ぶ 

あかね空 山の緑も 色を変え 

春を探して 彷徨(さまよい)行けば 

あなたの 面影浮かびます 

わたしの胸に よみがえる 

飛べない蝶は 明日(あす)もまた  

 

夕暮れに 季節悲しみ 蝶は泣く 

さんざめく 街の灯りも 淋しそう 

夢を刻んで 足跡残し 

あなたを 求め歩いて行く 

わたしの愛は 変わらない 

飛べない蝶は 今もまた 

 

さようなら〜そしてありがとう

 

一口メモ

人の出会いは様々です。

充実して満ち足りた時間があったり 

こころが冷めてしまって 

別れの時が来たりするものです。 

でも終わったことに執着することなく 

前向きに捉えて感謝の気持ちでさようならをしたいですね。 

 

楽しかった 思い出も  

過ぎてしまえば 霧となり 

優しい言葉も なんの跡(かたち)も 

わたしのこころに 残りはしない 

でもわたしは 伝えたい  

さようなら そしてありがとう 

嬉しかった 優しさも 

覚めてしまえば 夢の跡  

そういいのいいの なんにも失くし 

一から出直し 生きてゆきたい  

でもわたしは 伝えたい  

さようなら そしてありがとう    

遠かった 道のりも 

終わってしまえば 変わらない  

唯ひとりわたし 残されたまま 

すべて忘れたなら あしたも見える 

でもわたしは 伝えたい  

さようなら そしてありがとう  

 

くちなし哀歌  

 

一口メモ

散歩コースの道中に咲いている

くちなしの香りがいつもわたしを虜にしています。

くちなしの あまい香りに 誘われて  

そっと身を寄せ 触れてみる  

遠いあの日の あのひとを  

思い出します 今もなお   

季節は巡り 変わっても  

わたしの胸に 染みついた  

白く可憐な くちなしは  

わたしの初恋 思い出の花  

くちなしは 季節忘れず 咲きました  

優しい香り 漂わせ  

過ぎてしまった 恋なのに  

なぜか切なく 淋しくて  

忘れられない 忘れたい  

言い聞かせては 慰める  

白く可憐な くちなしは  

わたしの初恋 思い出の花  

忘れられない 忘れたい  

言い聞かせては 慰める  

白く可憐な くちなしは  

わたしの初恋 思い出の花  

 

ほくろになれるなら

 

あなたのそばに ずっといられるなら  

わたしは ほくろになりたい  

あなたのくちびる その端に  

そっと小さく 忍んでいたい    

囁きも 笑う声 おしゃべりも       

ずっと ずっと 聞いてていたい  

 

あなたのそばで ずっと暮らせるなら    

わたしは ほくろになりたい    

あなたの胸元 その中に   

じっと優しさ 包まれながら  

温もりも 息遣い 鼓動さえ    

ずっと ずっと 感じていたい    

 

あなたのそばで ずっと生きられたら      

わたしは ほくろになりたい  

あなたの指先 触れるたび    

いつもときめき 抱きしめながら    

嬉しさに 幸せが 満ち溢れ    

ずっと ずっと 離れずいたい    

 

愛は陽炎のように漂いながら

 

愛に形が あるのなら

この手にのせて おくれよと

そっと心で つぶやいた

掴んでみても すぐ消える

それは幻 陽炎か

淋しいよ 空しいよ

私の思い あなたに届かない

 

虹の向こうに 掛ける橋

渡ることさえ できないと

空に向かって 仰ぎみる

愛の言霊 飛ばしたら

遠く響いて こだまだけ

愛しいよ 恋しいよ

あなた忍んで 哭いてるわたし

 

花の命の 短さに

綺麗に咲いた 今だけと

ささやく声に ときめいて

花弁ひとつ 投げてみる

それは儚く 宙に舞う

切ないよ 悲しいよ

わたしの思い あなたに届かない

 

愛恋歌(あいれんか)

 

逢いたい 今すぐ あの人に

恋しさ切なさ 胸焦がす

わたしのこころに 住みついた

恋の奴隷に 弄ばれて

身動きもできず ただひとり

吐息(いき)を殺して 耐えてます

 

誰より 好きです あの人を

許されるのなら この胸に

縛っておきたい 愛情で

恋の奴隷に 弄ばれた

おんなの哀しみ ただひとり

もだえ苦しみ 涙する

 

いのちの 炎を あの人に

捧げ尽くしたい できるなら

永遠の愛を 信じたい

恋の奴隷に 弄ばれた

おんなのこころは ただひとつ

あなたの愛を 待ってます

 

夫婦の旅路

 

この道を あなたと歩く

朝の光の 輝き受けて

祝福と 歓喜に満ちて

花びらの舞う 春の日差しに

見つめあい ほほえみながら

胸いっぱいの 幸せ感じ

ふたりで歩く 旅の始まり

 

この坂を あなたと超える

どんな苦労も 重い荷物も

支えあい 励ましあって

山の向こうに 幸せがある

美しい 木々の緑に

胸弾ませて 喜び感じ

ふたりで超える 旅路は続く

 

この丘を あなたと下る

一歩一歩と 大地を踏んで

信じあい 確かめあって

沈む夕日を 追いかけるよに

過ぎた日々 噛みしめながら

胸にひろがる 安らぎ感じ

ふたりで生きる 旅路の終わり

 

遠い思い出

 

秋風が 俺の心を すり抜ける

過ぎた日の 思い出辿り 涙する

月さえも 雲間に隠れ 寂しそう

この道を おまえと歩いた あの頃は

ふたりとも 何も知らずに ただ若く

愛し合う 気持ち素直に 言えなくて

それぞれに 歩きはじめた 浮世みち

 

あの街に 暮らしていると 噂聞き

訪ねたが おまえは遠く 他人(ひと)の妻

悲しみが 俺を包んで つぶやいた

遅すぎた ふたりの出会い 何もかも

忘れよと そっと心に 言い聞かせ

さまよえば 波間に浮かぶ 小舟さえ

この俺を どこの港に 運ぶのか

 

いま俺は ときにはおまえ 思い出す

でも過ぎた 時間も歳も 戻せない

ささやかな 日々の暮らしに 追われつつ

懐かしい 恋の思い出 語ってる

これでいい ふたりの定め 決まってた

俺たちも 互いに今は 歳とって

出会っても 笑って話す あいだ柄

 

潮風の小径を辿って

 

潮風に 髪をなびかせ 歩いた日 

胸をいっぱい 膨らませ 夢見てた 

海の色 磯の香りも 嬉しくて

どこまでも どこまでも 

あなたと歩いた この小径

 

あの日から 月日は流れ 過ぎた過去

思い出辿り ただひとり 来てみたが 

潮騒に 波は砕けて 消えてゆく

いつまでも いつまでも

あなたを探して きた小径

 

春来れば 花も咲きます 芽吹きます

きっとしあわせ くることを 信じたい

頑張って 夢と希望を 掴むまで

この道を この道を

わたしは信じて 歩きます

 

イエスタディー(〜ジョンレノンを偲んで〜)

 

今日まで

忘れて

泣くくるしみ

今 私にあふれて

信じられないの

 

そして

 

あなたは遠すぎて

面影しのんでは

なみだ溢れます

 

どうして

 

あなたなぜ逝ってしまったの

ずっと信じて待っていたわ 

思いははかなく消えてゆく

あなたこころの星

 

おやすみ

おやすみ

 

どうして

 

あなたなぜ逝ってしまったの

ずっと信じて待っていたわ

ずっと願い続けていたわ

あなたこころの星

 

おやすみ

 

イエスタディー(〜おんなの未練より〜)

 

今日まで忘れて

泣くくるしみ

今 私にあふれて

信じられないわ

 

そして

 

あなたは遠すぎて

面影しのんでは

なみだ溢れます

 

どうして

 

あなた出ていってしまったの

ずっと傷ついていたのです

思いははかなく消えてゆく

あなたわたしのもの

 

ばかなの

ばかなの

 

どうして

 

あなた出ていってしまったの

ずっと傷ついていたのです

ずっと思い続けていたわ

あなたわたしのもの

 

ばかなの

 

愛があれば

 

愛に形はないけれど

美しい心を 作ることができる

美しい心は 人に優しさを伝えてくれる

そして あなたとわたし

心と心を 確かめていたい

 

愛に形はないけれど

美しい世界を 作ることができる

美しい世界は 青く澄み切った大空写す

そして あなたとわたし

心と心を 通わせていたい

 

愛があれば

美しい音色も 作ることができる

美しい音色は ピアノでリズムもメロディーに

そして あなたとわたし

こだまとこだまを響かせましょう

 

伊根湾巡り

 

丹後半島  あなたとふたり

尋ねた旅は  鄙(ひな)びた街で

遊覧船の  伊根湾巡り

船宿見つけ  教えてくれた

あなたの言葉  思い出します

 

群れ飛ぶカモメ  切なく鳴いて

あなたとわたし  定め占う

目で追う先に  小雪が舞って

心も凍る  ふたりの行方

教えておくれ  あすの旅立ち

 

互いの思い  信じて生きる

浮かぶ島々  小さくなって

波のしぶきに  海風(うみかぜ)吹いて

手を取り合って  ぬくめ温め

きっと幸せ 誓ったふたり

 

雨降る夜は

 

激しい雨が 窓を打つ

去り市あなたを 恨むように

神はあなたを 許さない

雨よ 降れ降れ もっと降れ

思い出すべて 流すように

 

私の心 知らないで

雨にうたれて 解けて行くわ

いい人できて いたなんて

雨よ降れ降れ もっと降れ

逃げたふたりを 濡らすように

 

なんて淋しい 雨の夜は

心も振るえ 凍りついて

憎い恋しい あの人が

雨よ降れ降れ もっと降れ

私の何が そうさせたの

 

笛吹川

 

暗い川面に かがり火揺れて

あの日を思い あなたを忍ぶ

あのままずっと 未練の糸で

縛ってほしい おんなの性(さが)か

闇に紛れて しのび泣く

あぁ 濡れて切ない 笛吹川

 

運命(さだめ)糸に もがき苦しみ

一夜泊まりの 鵜飼の宿で

愛を確かめ 誓ったふたり

世間の風に 引き離されて

浮き草暮らし 今日も流れて

あぁ 揺れて恋しい 笛吹川

 

せめてこの身を 鵜の鳥に変え

あなたの腕に 引き寄せられて

思いのままに 喘ぎ抱かれて

夢鵜飼橋 渡りきれない

おんな悲しい ネオンの川で

あぁ つのる未練の 笛吹川

 

は美しく切なくて

 

あなたと わたしは 

生まれたときから 運命の糸で

結ばれていたのね

バラのように 清くて けがれなく 

愛の形も 知らないままに

ふたりは 互いを感じ

助けあい 大きくなった

 

あなたは わたしに

優し過ぎたから 甘えていたのね

本当の愛とは

バラのように 気高く 美しく

そっと見守り 優しくつつむ

それが誠(まこと)の愛ならば

ただ耐えて 尽くしてみたい

 

あなたと わたしは

こうなる運命(さだめ)と 決まっていたなら

自分に正直に

バラのように 輝き 華やかに 

永久(とわ)に変わらぬ  愛を誓った

ふたりは空の彼方(かなた)へ

星となり 輝いている

 

本当の愛がほしい

 

本当の愛って 何だろう

あなたがくれた 真っ赤なバラも

キラキラ光る ダイヤの指輪

ブランドバック 絹のスカーフ

どれもこれも わたしには

本物の 愛に見えないの

あなたの 真実がほしい

 

本当の愛って 何だろう

あなたが言った 甘い言葉も

とても可愛い ステキな声も

君が一番 美しいよと

何かシラケ わたしには

本物の 愛に聞こえない

あなたの 温もりがほしい

 

本当の愛って 何だろう

あなたと過ごす 時間の中で

映画を見ても 食事をしても

ドライブしても 夕日を見ても

どこか遠い わたしには

本物の 愛に感じない

あなたの 優しさがほしい

吉野川哀歌

 

船で下れば  波立つしぶき

岩陰写す  瑠璃色の水

何処へ流れて  行くのか二人

このままずっと  このままずっと

恋の旅路が  続けばいいと

願うおんなの  あぁ吉野川 

 

祖谷(いや)の渓谷  かずら橋まで

手を取り渡る  揺れて儚い(はかない)

二人の行方  深い谷あい

道に広がる  蔓かずらさえ

足を捕られて  足を捕られて

縛る心の  あぁ吉野川

 

秋の紅葉  染みて切ない

赤く色づく  モミジにカエデ

風が冷たく  二人を責める

雨もそぼ降る  雨もそぼ降る

濡れて哀しい  あぁ吉野川

 

おんなの旅路

 

カモメ飛び立つ  船は出て行く

心残して  旅立つあなた

岸辺たたずむ  わたしの胸に

波間に揺れる  木の葉のように

頼るすべなく  流れのままに

何処(どこ)へ行こうか  おんなの旅路

 

遠く遥かに  消えゆく船に

そっと別れの  涙一粒

思い出偲び  心温め

愛し恋し  おんなひとりの

あなた待つだけ  果てなく続く 

未練が つのる  おんなの旅路

 

海風(うみかぜ)叫ぶ  はかない夢は

海の藻屑と  沈めてしまえ

遠く汽笛も  ボーッと泣いて

帰ることない  二人の暮らし

私は生きる  幸せ求め

あなた忘れる  おんなの旅路

 

片恋慕情

 

どうしてこんなに あなたのことで 

いつもいつも 心は

溢れる思いで いっぱいなの

あなたの瞳 あなたの声も

私の心を捉えて 放さない

なのにあなたは

何も知らない 気づかない

 

どうしてこんなに あなたの側で

熱く 熱く 身体が

燃え尽きそうなの どうしてなの

あなたの匂い あなたの声も

私の心を揺さぶり 焦がしても

きっとあなたは

何も知らない  気づかない

 

どうしてこんなに あなたの為に

いまもいまも 火照りを

感じてしまうの 悔しいけれど

あなたの姿 あなたの癖も

私の心を締め付け 苦しめる

だけどあなたは

何も知らない 気づかない

 

一口メモ

片恋慕情

愛する人への思慕の気持ちを、純情可憐な乙女ごころで表現してみました。

 

出会い

 

似たもの同士出会った二人

かわす笑顔も話す言葉さえ

すぐに弾んで青空にとけてしまいそう

本気な恋だよね 本気の愛だよね

 

運命だよね偶然なんかじゃないよね

世界中でひとりのあなたの

WOO〜奇跡が輝いた

今は永遠を信じたい

 

最高だよね二度とない恋だよね

気がついたとんでもない幸せに

WOO〜恋は舞い降りた

こんどこそ譲れない

 

最高だよね二度とない恋だよね

気がついたとんでもない幸せに

WOO〜恋は舞い降りた

こんどこそ譲れない

 

一口メモ

出会い

若者が抱く恋へのあこがれと期待とみずみずしい感性をポップス調に歌謡詞にまとめてみました。

 

かっこ悪くてもいい

 

泣くも笑うもあたしの勝手

辛さ悲しさ寂しさも

心に秘めて肩肘はり

いばらの道に泥んこ道

人生いろいろあるけれど

歩く道は自分で選んで自分で決める

 

行くも帰るもあたしの勝手

よろけつまづき転んでも

また立ち上がり杖ついても

大きな荷物重い荷物

山坂峠を越えて行く

歩く道は自分で選んで自分で決める

 

自分で選び自分で決めた

これがあたしの流儀だと

これがあたしの生きる道と

信じて歩くでこぼこ道

かっこ悪くてもいいさかっこ悪くてもいい

かっこ悪くてもいいさかっこ悪くてもいい

 

一口メモ

かっこ悪くてもいい

人生はいい時も悪い時もいろいろあるけれど、強い自分の意思を持って、どんな困難にも立ち向かっていく生き方を書いてみました

 

恋かしら

 

見つめる瞳に 明かりがともり

花のくちびる ほほえみかえす

胸のときめき ハートに変わる

これがこれが恋かしら

 

お金もいらない ダイヤもいらない

何もいらない 欲しくはないわ

それでもやっぱり 愛が欲しい

これがこれが恋かしら

 

見慣れた景色も 遠くに見えて

草花さえも 愛しく感じ

ほほえみうかべ 優しく触れる

これがこれが恋かしら

 

そよ吹く風も 鳥の声さえ

素敵なリズム 素敵な音色

足取り軽く 心も弾む

これがこれが恋かしら

 

一口メモ

 恋かしら

純粋でみずみずしい感性をおとめちっくに書いてみました。

 

ジェラシー

 

あなたは 私のハートに

くさびを打つように

浮気心をもてあそび

次から次へと 的を変えていく

悔しいけれど悔しいけれどどうにもならない

悔しいけれど悔しいけれどどうにもならない

夢中になった私が悪いのね

 

あなたは私の耳たぶに

嫉妬する言葉を

今日も投げかけ知らん振り

花から花へと蜜を吸っていく

悔しいけれど悔しいけれどどうにもならない

悔しいけれど悔しいけれどどうにもならない

虜になった私が悪いのね

 

ジェラシージェラシー

私の目の端に捕らえたことも

ジェラシージェラシー

私の耳元をかすめたあの声も

ジェラシー ジェラシー

私のハートをずたずたにする

 

私も負けていないわ きっとあなたに仕返ししてやるわ

燃える炎となって あなたを燃えつくすまで

 

一口メモ

 ジェラシー

おんなごころの激しく嫉妬する気持ちと愛しく恋しい気持ちの葛藤を詞で表現してみました。

 

六月の雨

 

傘もささずに濡れてみたの

雨 雨 雨

あなたと暮らす日 夢に見て

あなたの言葉 プロポーズ

待っているのに 今日もまた

気づかぬふりし 知らんぷり

 

雨にうたれて歩いてみたの

雨 雨 雨

あなたと交わす目 しっとりと

色とりどりに 色を変え

咲くあじさいの 花言葉

浮気心と 知りました

 

そぼふる雨に 身をゆだねても

雨 雨 雨

ジューンブライドの 花嫁は

きっと幸せ 来ると言う

本当かしら 信じたい

合いあい傘で 歩く日を

 

一口メモ

六月の雨

六月のしとしと降る雨に重ねて、六月の花嫁になりたい気持ちと、男ごころの気まぐれをあじさいの花で表現し、相合傘で、

こころに秘めたおんなごころを書いてみました

 

醒ヶ井(さめがい)慕情

 

醒ヶ井の ひなびた町を

訪れし あの日は遠く

たった一夜の 逢瀬でも

あなたの面影 しのんで見ても

清き流れに 梅花繁(ばいがも)の咲く

白く儚く 浮かんで切ない

醒ヶ井(さめがい)水の宿  ああ 月あかり

 

いかるがの 清き沸き水に

手を浸し  微笑んだひと

きっと待ちます いつまでも

誓ったあの声 想ってみても

過ぎた時間は 戻せないのに

なぜか恋しい  まぼろしさえも

醒ヶ井(さめがい)水の宿 ああ 地蔵川

 

月明かり 川面に写り

淋しげに 見つめる瞳

想い噛み締め 手を伸べて

言葉にならない 熱い想いを

そっと肩寄せ 歩いた岸辺

愛し恋しい 面影求め

醒ヶ井(さめがい)水の宿 ああ 風に泣く

 

別れのワルツ

 

あなたと踊った ステキなワルツ

いつも優しさに揺れて

いつまでも いつまでも

夢見る乙女のように

ときめく心 ほのかな明かり

フロアーに写った 二人の姿

とてもきれいに踊ったあの日

 

あなたと踊った 切ないワルツ

なぜか届かない思い

いつの日か いつの日か

離れてしまったこころ

流れる曲も 空しく響く

すみれ色ドレス 銀のシューズも

とてもさびしく 踊ったあの日

 

あなたと踊った 悲しいワルツ

聞けないその理由(わけ)だけど

知らずに 知らずに

いたほうが幸せなら

思い出ワルツ さよならワルツ

きらめくあかり 見つめて踊る

別れ涙で 終わったあの日

 

一口メモ

別れのワルツ

ワルツのリズムは優雅で美しさを演出してくれるが 反面ラテンリズムのような明るさはなく

物静かで暗い淋しそうな雰囲気が漂う、そんな雰囲気に合わせて詞をつけて見ました。

 

ごめんね分かって下さい

 

ごめんね

何も言わずに 去った僕

本当は 愛していたよ

君のこと 大切だから

遠く離れて 見守ることも

真実(まこと)の愛と

信じてほしい 分かってほしい

 

ごめんね

本当は 分かっていたよ

君の気持は 痛いほど

この気持ち 素直に言えばよかった

熱い情熱 赤々燃えて

燃え尽きるまで

待っててほしい 分かってほしい

 

ごめんね

君の存在 忘れない

いつまでも  心の中に

住みついて 離れないのさ

どんな時にも 僕の心を

支配している

いつの時でも 分かってほしい

 

山茶花

 

道にこぼれる  花びらに

冬の木枯らし  耐えて咲く

あなたを重ね  みて見たの

小雪舞い散る  寒い日も

しのつく雨に  打たれても

いつかくる春 信じてる

 

赤く咲いてる  山茶花に

そっと優しく  触れて見る

わたしの思い  忍ばせて

暗いトンネル  続こうと

急な坂道  乗り越えて

きっとくるくる  春の日が

 

見事に咲いた  山茶花に

過ぎた昨日に  さよならし

みんな笑える  明日がある

春の息吹が  少しずつ

あなたの胸に わたしにも

温もりつれて 春が来る

 

唯あなたが愛しくて…(八日目の蝉より〜)

 

幼いあなたを  連れて逃れた

瀬戸内の  小さな島で

温かな人々  巡りあい

平穏な日々に  幸せ感じ

幾年(いくとせ)続く  ふたりの暮らし

ただそれだけを  願いつつ

唯 唯 あなたが愛しくて

罪の意識に  さいなまれ 

愚かな母を  許してください。

 

無邪気なあなたは  何も知らずに

この母を  ママと慕って

信じ甘える子を  抱きしめて

我が子と信じつつ  生きてきた

エンゼルロードを  ふたりで歩き

沈む夕日を  きれいと言った

唯 唯 あなたが愛しくて

引き返すこと  出来なくて

悲しい母を  許してください

 

 唯 唯 あなたが愛しくて

愚かな母を  許してください

唯 唯 あなたが愛しくて

悲しい母を  許してください

 

コスモスの咲く頃

 

青い空  そよ吹く風に

揺れていた  白く可憐な

コスモスよ  あの日は遠く

目に浮かぶ  君の優しい

微笑みが  消えてしまった

あの日から  いくつの秋を

数えただろう

 

儚げに  庭の片隅

人知れず  そっとうつ向き

コスモスは  誰待ちわびる

淋しげに  薄桃色に

清らかな  思い伝える

色添えて  何度あなたを

偲んだだろう

 

秋の道  ささやくように

呼びかける  わたしは此処に

コスモスに  語りかけるよ

去りしひと  探しておくれ

いつまでも  待っています

花言葉  心を添えて

お返ししたい

 

わたしの中のあなた

 

見つめ合う  瞳の中に

邪魔する陰はなに

暗く沈んだ  魔物のように

わたしとあなた

いつも何かに  引き裂かれ

目を背けて  通り過ぎて行く

 

手を伸ばし  抱き合う腕に

絡まるものはなに

世間のそしり  冷たいこころ

わたしとあなた

温めあえぬ  苛立ちに

光求め   さ迷い歩く

 

燃え上がる  胸の思いを

気まぐれカラスさえ

今日もあしたも  過去へと流す

わたしとあなた

不思議な糸で  巡りあい

暗い波間  漂い浮かぶ

 

カラオケオヤジのテーマソング

 

そうさおいらは カラオケのオヤジ

寝ても覚めても 歌っているさ

歌えば晴れるさ 鬱憤も

あの歌この歌 何だって

歌いまくって  元気元気

元気なのさ

そうさおいらは カラオケのオヤジ

歌は友だち 心の友さ

 

そうさおいらは カラオケのオヤジ

新曲だって ナツメロだって

デュェット曲も 何もかも

歌ってしまうさ  根性で

今日も明日も  歌の旅は

続いてるさ

そおさおいらは カラオケのオヤジ

夢も希望も  歌に託して

 

歌えば楽しい いつの日も

勇気と元気を くれるのさ

歌は友だちさ いいさいいさ

自己中でも

そうさおいらは カラオケのオヤジ

歌は友だち 心の友さ

 

カラオケ歌姫のテーマソング

「女性バージョン」

 

そぉよわたしは カラオケのおんな

寝ても覚めても 歌っているわ

歌えば晴れるの 鬱憤も

あの歌この歌 何だって

歌いまくって  元気元気

元気なのよ

そぉよわたしは カラオケのおんな

歌は友だち 心の友よ

 

そぉよわたしは カラオケのおんな

新曲だって ナツメロだって

デュェット曲も 何もかも

歌ってしまうわ 根性で

今日も明日も  歌の旅は

続いてるの

そぉよわたしは カラオケのおんな

夢も希望も  歌に託して

 

歌えば楽しい いつの日も

勇気と元気を くれるのよ

歌は友だちよ いいわいいわ

自己中でも

そぉよわたしは カラオケのおんな

歌は友だち 心の友よ